
AIは、聞かれたことに、もっともらしく答えます。でも、手元の資料に書いてあることだけで答えてほしいときは、どうすればいいでしょうか。ソースポケットは、見ているページの本文や、手元のメモを集めておき、プロンプトと一緒にAIへ渡す機能です。
ソースポケットとは
Webページの本文や、メモを、「ポケット」に集めておく機能です。集めた資料は、「⚡ 挿入」や「📋 コピー」のときに、プロンプトと一緒にAIへ渡せます。NotebookLM へ、まとめて渡すこともできます。
- 資料を集める:開いているページ、ほかのタブ、貼り付けたメモ
- 集めた資料だけで答えさせる:「限定ソースモード」
- NotebookLM にまとめて渡す:統合テキスト、.mdファイル、URL一覧
集める(3つの方法)
- 1クリックで、いまのページを集める:テキスト系のタブの上にある「📥 ページをポケットへ」を押すと、いま開いているページの本文(文字を選んでいるときは、選んだ文字)が入ります。
- ほかのタブから選んで集める:上の段の「📚 ソース」を開き、「🌐 開いている他のブラウザタブから選んで取り込む」で、複数のタブを選べます。
- メモを貼り付けて集める:「📝 テキスト・メモを直接貼り付けて追加する」に、資料のタイトル(例:社内規定、取材メモ、数値データ)と本文を入れて、「+ テキストをポケットに追加」を押します。
初めてのサイトでは、Chrome が、そのサイトへのアクセス許可を確認します(本文を読み取るために必要です)。ブラウザの設定画面のように、本文を取り出せないページや、文字が少ないページ、保護されているページは、取り込めません。
集められるのは、最大12件で、1件あたり35,000字までです。13件目を入れると、いちばん古いものから外れます。35,000字を超える長い文章は、そこで切れます。不要になった資料は、「削除」や「すべて空にする」で外せます。
限定ソースモードと、参考ソースモード
集めた資料があると、画面に「📚 ソース N件(N字)」のバーが出ます。ここで、2つのモードを切り替えます(押すたびに、切り替わります)。
- 🔒 限定ソースのみ(嘘・推測排除):集めた資料だけを根拠に答えるよう、AIに指示します。推測や、資料にない知識で答えないこと、根拠に [ソース1] のような出典番号をつけることも求めます。社内規定・取材メモ・数値データなど、資料に書いてあることだけで答えてほしいときに向いています。
- 💡 参考ソースモード:集めた資料を、参考として添えます。AIが持っている知識も、あわせて使って答えます。資料を踏まえつつ、広く考えてほしいときに向いています。
限定ソースモードのあいだは、画面に「🔒 限定ソースモード稼働中」の表示が出ます。
プロンプトと一緒にAIへ渡す
バーの「⚡ 挿入・📋 コピー時にポケットのソースを自動で添付する」にチェックが入っていると、プロンプトの「⚡ 挿入」や「📋 コピー」のときに、集めた資料が、プロンプトの後ろに、[ソース1] … [/ソース1 ここまで] の形で付きます。チェックを外すと、付きません。
手順の例です。
- 集めたいページを開いて、「📥 ページをポケットへ」を押す(必要なページの数だけ、くり返す)。
- バーが「🔒 限定ソースのみ」になっているのを確かめる。
- プロンプト(要約や、質問のコマンドなど)を選んで、「⚡ 挿入」を押す。
- AIの入力欄に入ったのを確かめて、送信する。
NotebookLM にまとめて渡す
「📚 ソース」の画面の「③ NotebookLM へ一括で投げ込む」には、4つのボタンがあります。
- 📓 NotebookLM用「統合テキスト」をコピー:集めた資料を、1つの文章にまとめてコピーします。NotebookLM の「ソースを追加 > コピーしたテキスト」に貼り付けます。
- 📥 統合 .md ファイルで保存(NotebookLMへドロップ用):Markdown のファイルとして保存します。NotebookLM の「ソースを追加」に、ドラッグ&ドロップできます。
- 🔗 URL一覧だけコピー:集めたページのURLを、一覧でコピーします。NotebookLM の「ウェブサイト」のソースに貼り付けられます。
- 🚀 コピーして NotebookLM を開く:統合テキストをコピーして、NotebookLM を開きます。「ソースを追加 > コピーしたテキスト」に貼り付けてください。
ログインが必要なページや、URLでは読み込めないサイトも、画面から集めた本文なら、「統合テキスト」や「.mdファイル」で、NotebookLM に入れられます。
データの扱い
- 本文を読み取るのは、「📥 ページをポケットへ」などを押したときだけです。
- 集めた資料は、どこにも保存しません。弊社にも送りません。サイドパネルを閉じると、消えます。
- 資料がAIに渡るのは、「⚡ 挿入」や「📋 コピー」をしたときに、プロンプトと一緒に、開いているAIのサイトへ渡る場合だけです。AIのサービスや NotebookLM に渡した内容は、それぞれのサービスの規約・設定に従って扱われます。
くわしくは、プライバシーポリシーをご覧ください。
上手に使うコツ
- 集めるのは、信頼できる資料(公式サイト、一次資料、自分の取材メモなど)にします。限定ソースモードでは、資料にないことは、答えられません。
- 資料が多いときは、質問に必要なものだけを残して、ほかは「削除」で外します。
- パスワード、個人情報、社外に出せない資料は、集めないでください。AIのサービスや NotebookLM に渡ると、そちらの規約で扱われます。
- 答えを見たら、出典番号([ソース1] など)から、元の資料に戻って、確かめます。